僕がこよなく愛する映画『あの頃ペニーレインと』で、スティル・ウォーターのギタリストであるラッセルを演じていたビリー・クラダップ主演の映画『君が生きた証』。
これがとても良い映画なので、ご紹介したいと思います。
ビリー・クラダップ演じるサムは、やり手のビジネスマン。
しかしある日、息子が通う大学で銃乱射事件が発生。
突然息子を失うことになる。
自暴自棄になり家も仕事も失くし、ボートでの船上生活を送るサム。
だが、遺品の中から息子が自作の歌を収めたCDを見つけ聴いたサムは、ギターを手に取りその歌を口ずさむようになる。
そしてサムは、ライヴハウスの飛び入りデイのステージに立ち、息子の作った歌を歌う。
するとその歌に感動したという若者が、サムに一緒に演奏しようと話を持ち掛ける。
そして仲間は増えバンド形態でのライヴ。
観客はどんどん増えていく。
サムの心は再生へと向かっているようだった。
ある程度のところから、この作品のパターンが見えてきた。
好きなパターンだし、テンポも良いし、音楽がまたとても良かったので気持ちよく観ていた。
そしたら終盤、
えっ!?
ていう展開。
凄く考えさせられる映画。
ビリー・クラダップの演技も素敵だった。
ぜひともオススメしたい作品。
かなりグッとくるものがありました。
ビリー・クラダップの歌う曲がまたかなり良いのです!
監督は出演もしているウィリアム・H・メイシー。
海外ドラマ『ER 緊急救命室』や映画『ファーゴ』『ブギーナイツ』『マグノリア』などで俳優として有名だが、そんな彼の初監督作。
ビリー・クラダップは『あの頃ペニーレインと』の時から、良い感じで歳を重ねカッコよい。
最近もApple TV+のオリジナル・ドラマ「ザ・モーニングショー」で、良い味を出していた。
これ面白いドラマなんだが、シーズン3はどうなってるんだろうか?
それはともかく『君が生きた証』
ぜひ一度お試しあれ!!