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『アイデンティティー』 90分で観れる傑作サスペンス映画

映画

サスペンス映画で何かオススメない?
と聞かれたら、いつも挙げる作品が『アイデンティティー』。
サイコ・ホラー系のサスペンスなのだが、僕がこれがたまらなく好きで、オススメして観てくれた人は概ね楽しんでくれたみたいである。

これは2003年の作品で監督はジェームズ・マンゴールド。
『コップランド』・『17歳のカルテ』・『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』・『3時10分、決断のとき』・『LOGAN/ローガン』・『フォードvsフェラーリ』などを手掛けている。
今年夏公開予定の”インディ・ジョーンズ”シリーズ最新作の監督でもある。
経歴的には充分有名大監督の一人と言えるのではないだろうか。

主演を務めるのは、ジョン・キューザック。
個人的には好きな俳優で、この作品以外では『ハイ・フィデリティ』や『ニューオーリンズ・トライアル』が特に好み。

また昨年残念ながら亡くなってしまった、『グッドフェローズ』のレイ・リオッタも出演。
彼らしい魅力の演技を見せてくれている。

豪雨の夜、連続殺人犯である死刑囚の再審理が行われようとしていた。
一転してシーンは、酷い雨が降る夜のモーテルへ。
そこには豪雨のため足止めをくらい偶然集うことになった10人の宿泊客と、モーテルのマネージャー。
程なくして、宿泊客のひとりカロラインの死体が発見される。
その後も、ひとりひとり謎の死が続いていく。
疑心暗鬼になる残された人々。
豪雨は降り続いたままで、外部との連絡が取れない状況は続いていた。

あまり事前に情報入れずに観た方がより楽しめると思います。
ちょっと怖いけど、それだけじゃない作品。

上映時間は1時間半なので、間延びすることなくぎっしりと詰まったヒリヒリ感ぞわぞわ感がたまらないスリリングな一作。
未見の方は是非とも!
とってもオススメでございます!!

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