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1970年代外国映画ベストテン

映画

今回は勝手ながら、僕の好きな外国映画ベストテンを選んでみたいと思います。
お付き合いいただけると嬉しいです。
こういうの考えてると、楽しいんですよね。
それでは早速第一位から。

 

1位

『ジョーズ』

1975年アメリカ映画
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス

若かりしスピルバーグを一躍有名監督にした大ヒット作。
当時小学生だった僕は、父と一緒にこの映画を劇場で観た。
あの迫りくる音楽がたまらなく怖かった。
劇場の暗闇と迫力のある音響は、その恐怖を増幅していた。
そして何よりたまらなく面白かったハラハラ・ドキドキの傑作。
この後類似した海洋パニック映画がいくつも登場しているが、『ジョーズ』を超えた作品は無いと思っている。


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2位

『地獄の黙示録』

1979年アメリカ映画
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーティン・シーン、マーロン・ブランド、デニス・ホッパー、ロバート・デュヴァル

ベトナム戦争を、戦場の狂気を軸に描いた凄まじい作品。
当時中学生だった僕は、劇場にてリアルタイムで観たのだが、その後もう少し大人になって観た時の方が強烈なもの(僕の語彙力ではそれを具体的に上手く表現できないけど)を感じた。
中学生には分からないことがありすぎた映画。
コッポラといえば、『ゴッドファーザー』シリーズなのかもしれないが、衝撃度ではこちらだと僕は思っている。
音楽の使い方も素晴らしい!


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3位

『スティング』

1973年アメリカ映画
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードという『明日に向かって撃て』の二人がまたも共演した傑作映画。
映画は観てなくてもテーマ曲は聴いたことがあるという人も多いのではないだろうか。

練られたストーリーによる最高のエンターテイメント作だと思う。
スーパー・クラッシックな一作!


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4位

『狼たちの午後』

1975年アメリカ映画
監督:シドニー・ルメット
出演:アル・パチーノ、ジョン・カザール

『ゴッドファーザー』シリーズで、それぞれコルレオーネ家の三男と次男を演じたアル・パチーノとジョン・カザールの共演。
実際にあった銀行強盗事件を基にした映画。
アルパチーノの数ある名演の中でも、個人的にはこれがイチバン好き。


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5位

『エイリアン』

1979年アメリカ映画
監督:リドリー・スコット
出演:シガニー・ウィーバー

その後の続編とは違い、なかなか全貌を表さないエイリアン。
とても怖かった。
H・R・ギーガーによるエイリアンの造形は、怖くて気持ち悪いが素晴らしいと思う。


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6位

『ゴッドファーザー PartⅡ』

1974年アメリカ映画
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ダイアン・キートン、ロバート・デュヴァル

6位に選びましたが、完成度ではこれがNo.1かも。
映画史に残る大傑作!


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7位

『アメリカン・グラフィティ』

1973年アメリカ映画
監督:ジョージ・ルーカス
制作:フランシス・フォード・コッポラ、ゲイリー・カーツ
出演:リチャード・ドレイファス、ロニー・ハワード、ポール・ル・マット、ハリソン・フォード、ウルフマン・ジャック

1962年を舞台にしたアメリカの青春映画。
日本人が勝手にイメージする古き良きアメリカ像の原点のひとつはこの映画かもしれない。
いわゆるオールディーズと言われる音楽は、個人的にはそれほど好みではないのだが、この映画で聴くととても心地よく聴こえてくる。


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8位

『タワーリング・インフェルノ』

1974年アメリカ映画
監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーヴ・マックイーン、ポール・ニューマン

父親に連れってもらって当時劇場で観たこの映画。
スティーヴ・マックイーンは最初に好きになった俳優。
この映画で好きになったのか、その前から好きだったのかの記憶は定かでない。
ポール・ニューマンのことは当時まだよく知らなかった。
当時も今も変わらず好きな映画。
もしかしたら好きな部分は違ってるかもしれないけど。


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9位

『タクシー・ドライバー』

1976年アメリカ映画
監督:マーティン・スコセッシ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル

この映画を初めて観たとき、ロバート・デ・ニーロ演じるトラヴィスにとても共感した。
これは俺の映画だ!
ぐらいに思えた。
なので当時このランキングを考えてたら1位にしたと思う。
今は少しこの映画への感じ方が違う。
歳を重ねて感じ方が変わってきた。
同じ映画でも、観た時の年齢や状況で随分捉え方や感じ方が変わるのは事実。
なので、映画の評価に客観的なんてものは存在しないのではと考える。
映画評論家の人だと、そうでもないのか?
どうなんだろう?

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ラストに流れるサックスによるテーマ曲が素敵。

10位

『未知との遭遇』

1977年アメリカ映画
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー

小学生の時、父親に連れて行ってもらって観た。
あの5音階のフレーズが頭から離れなかった。
UFOや宇宙人というのは、今も素朴にパワーワードとして僕を刺激する。


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次点

『ダーティ・ハリー』

1972年アメリカ映画
監督:ドン・シーゲル
出演:クリント・イーストウッド

以上が僕勝手に選んだ、1970年代外国映画のベスト10+1です。
ほとんどがエンタメ・ハリウッド映画ですが、基本この手の作品が好きなのに加え初見の際の年齢の影響もあるかもしれません。

明日選べば、またこれらとは違う結果になるかもしれませんが、今の気分ならこう。
『タクシードライバー』の部分でも書いたように、同じ映画でも観る時期やシチュエーションで感じ方はずいぶん違ってくる。
なので、映画の客観的な評価というものがあるとしても、それはとても難しい。
そもそも、プロフェッショナルとして映画評論家のような仕事をしている人以外は、客観的評価をする必要性もないかなと思っている。
もちろんするのも自由で、僕もたまにしたりするが、当然ながらそれは絶対的なものではないし、自分の映画の理解力というものにさほど自信があるわけでもない。
とはいえ、こういう風にその時の気分でランキング化して残すのは楽しくもあるし、またしばらくしてこれを見て色々思いを馳せるのも良いかと思っている。

皆さんの70年代ベスト10は何ですか?

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