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桑田佳祐『Keisuke Kuwata』 ソロ最高傑作!

音楽

1985年サザンオールスターズは傑作アルバム『KAMAKURA』をリリースし、その後スタジアムツアーを行うが、終了後活動休止に入る。
僕は大阪球場でのライヴを観た。
「いとしのエリー」で始まるステージはとても素晴らしいものだった。
翌1986年桑田佳祐は、KUWATA BANDを結成。
シングル・アルバムのリリースにツアーも行った。
僕が観た大阪城ホールでのライヴは凄い盛り上がりで、20分近い(だったように思う)ビートルズメドレーが印象的だった。
そして1987年、桑田佳祐名義でのソロ活動を開始する。
まずはシングル「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」をリリース。
モータウン風のビートに乗った、切なさと明るさを併せ持つ最高のポップソングだった。

アルバムは翌年リリースされる。
自らの名前をタイトルにしたアルバム『Keisuke Kuwata』は、桑田佳祐・小林武史・藤井武史の3人の共同プロデュースにより生み出された。
アルバムのオープニングを飾る「哀しみのプリズナー」の最初のギターカッティングの響きに、それまでの日本のポップミュージックとは違うものを感じた。

基本的にポップな内容なのだが、クオリティは著しく高い。
小林武史は今作の仕事で一気にその名を轟かせ、後のMr.ChildrenやMY LITTLE LOVERでの大成功へと続く道は誰もが知るところ。
『Keisuke Kuwata』以前の仕事としては、杏里作品での作曲やプロデュースが有名。
彼が手掛けた杏里の「Surf City」という曲がむっちゃ好きだ。

小林武史は、この桑田佳祐との仕事をきっかけにその後数作のサザンオールスターズの作品に参加している。

さて話は本題、桑田佳祐ソロアルバム第一弾『Keisuk Kuwata』について。

ソロ第一弾と言っても、それ以前に嘉門雄三名義でライヴアルバムを1982年に一枚リリースしている。
これはアナログレコードとカセットのみの発表で、今までCDではリリースされていない。
収録曲は1曲を除き洋楽のカバーだった。

おっと、横道にそれてしまった。
話を戻そう。

サウンド的には、ベーシックな部分はデジタルでそこに生の楽器を効果的に加えた構成になっている。
その影響か、サザンと比べハチャメチャな感じは薄く、計算され作りこまれた完成度の高い密度の濃さが強く印象に残る。
しかしサザンと変わらない桑田佳祐のヴォーカルの爆発力は健在で、物足りなさのようなものはみじんも感じない。

アルバムが発表された1988年はサザン10周年の年と重なったため期待されたソロツアーは行われず、サザンの夏のスタジアムライヴ中にソロコーナーが設けられた。
演奏はサザンとは違うメンバーにより行われたのだが、メンバーが入れ替わったとたん明らかに音が変わったのを今でも強く覚えている。
大阪球場で観たのだが、確か途中で激しい夕立にあったように思う。
違うときだったっけ?
多分この時のライヴだと思うんだが。
というわけで、アルバム『Keisuke Kuwata』のツアーは行われていない。
最近よくある、アルバム全曲を演奏する旨のライヴ、このアルバムでやってくれないかなぁ。
いやほんと切望します、アルバム『Keisuke Kuwata』全曲ライヴ。
桑田さん、アミューズさん何卒!

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80年後半的な音作りは今とは違い若干の違和感を覚える人もいるかもしれないが、今聴いてもこれは紛うことなき傑作。

また、アルバム単位で楽しむにふさわしい作品でもあると思います。
まだベストアルバムなどでしか桑田圭祐のソロ作品に触れてない方には、是非とも聴いて欲しい一枚!!

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